ネトフリ独占配信からの異例の劇場公開で世界興収10億円を突破し、ボカロカバー・百合・8000年タイムリープと盛りに盛った話題作『超かぐや姫!』。
SNSは絶賛一色ですが、辛口で知られるなんJ民の感想はちょっと違うんです。本記事では掲示板の生々しいレスを拾い上げつつ、つまらないと言われる理由、そしてエンディング曲rayが神扱いされるワケまでガッツリ調査していきます。
超かぐや姫のなんJ反応集

ボカロカバーにVTuberにゲーミング電柱、ハイスペすぎる主人公まで詰め込んだ盛りすぎ展開。
なんJ民の鋭くて笑える反応を8つ厳選してご紹介します。期待しすぎて損した人もそうでない人も、頷きながら読めるはずです。
「美少女がヌルヌル動いてるだけで神アニメ扱いや」
絶賛勢への皮肉が効きすぎてて笑ってしまいました。
このレスは「中身よりキャラの可愛さで持ち上げられすぎちゃう?」という鋭い指摘なんです。
確かにキャラデザのへちまさんと永江彰浩さんが手がけたかぐやは表情がめちゃくちゃ豊かで、ヌルヌル動くシーンを観ると一瞬で語彙力を奪われます。
ただ作画でゴリ押される系のアニメに対しては、なんJ民は一番厳しい目を持っているのです。
動きの良さと脚本の良さは別物だと冷静に判別するあたり、さすが百戦錬磨の住民だと思います。
「古の曲がアレンジされて流れるからおじおばが喜んでるだけちゃうんか」
懐古補正の核心を突かれて反論できないやつですね。
劇中で流れる「ワールドイズマイン」や「メルト」「ハッピーシンセサイザ」は2008〜2010年あたりの楽曲。
当時ニコニコ動画でボカロにハマっていた25〜35歳前後がドストライク世代なのです。映画.comの一般レビューでも「25〜30代あたりが曲の懐古補正で評価上げてる気がする」という声が見られ、なんJ民の指摘とほぼ一致していました。
今の中高生からすると初見の曲も多いはずで、世代によって満足度がガラッと変わる構造を、なんJ民は一行で看破してきたわけです。
「KPOPガールズデーモンハンターのが満足感あったわ」
別ジャンルから殴り込みで草、ですよね。
| 比較項目 | 超かぐや姫! | KPOPガールズ系 |
|---|---|---|
| ライブ尺 | 短めで物足りない声あり | 全編ライブメインです |
| 入りやすさ | 文脈理解が必要なのです | 初見でもノレる構造です |
なんJ民は意外と海外配信アニメも履修済みで、比較対象として唐突にぶっ込んでくるのが面白いところ。
ジャンル違いとはいえ「歌で殴られる体験」を求めていた層にとって、超かぐや姫のライブ尺は確かに肩透かしだったと考えられます。
逆に言えば物語要素の比重が高いぶん、ストーリーに乗れた人にとってはガッツリ刺さる構造になっているのです。
「歌うシーンなのにバトル映像流れるとかなにこれ🤢」
ライブ期待勢の悲鳴は本物なのです。
公式は「ボカロライブ映画」のような売り方をしていたのに、いざ歌唱シーンになるとお兄ちゃんとの3on3バトルの映像が同時進行で挟まれて画面が分裂します。
一体感を求めていた人にとっては「もっと普通にライブさせてくれ」となるのも当然です。
ただし映像演出としてはかなり挑戦的で、ライブとバトルを並列で見せる構成は刺さる人にはとことん刺さる作りだったとも思います。チャレンジ精神は評価したい部分ですね。
「ラストシーンのライブカットされてて草」
絶対カットしちゃダメなところを削った疑惑なのです。
これはネット上で特に揉めたテーマで、ラスボス級のライブシーンが短縮編集されているのではという声が頻発しました。
実際、劇場公開延長版では本編終了後にray MVが追加で流れる仕様になり、なんJでは「劇場版で完全版になった」「ネトフリ勢損やん」と荒れていたんです。
観賞メディアによって体験が変わる構造は、Netflix発のヒット作ならではの新しい現象だと思われます。
「なんか飽きてきたなと思ってシークバー見たら1時間残っててビビった」
ネトフリ視聴ならではの正直すぎる感想ですね。
| 観賞媒体 | 体感の違い | 向いている人 |
|---|---|---|
| Netflix配信 | シークバーで現実復帰します | 気軽派におすすめなのです |
| 劇場版 | 没入感が段違いです | 音響重視派に最適です |
上映時間は約140分。もののけ姫より長いんです。Netflix配信だとシークバーが常に見えるので、テンポのダレを認識しやすくなります。
これは作品の質ではなく媒体側の問題でもあって、同じ作品でも劇場の暗闇で観ると体感時間がガラッと変わるのです。一度離脱した人ほど、劇場で観直すと印象が反転する可能性があると思います。
「ゲーミング電柱がいろはの前に現れたのはたまたまなの?」
純粋すぎる疑問が逆にツボに入ります。
作中ではいろはが偶然出会う光る電柱から、かぐやが赤ちゃんとして登場します。
これに対してなんJ内では「やちよが導いてる」という考察レスがついていて、ちゃんと作品を観てる民もいるんだなと感心しました。
実は山下清悟監督が公開したray MVの考察やノベライズには、この電柱の意味につながる伏線が散りばめられているのです。
一見ご都合主義に見える展開も、二周目に観るとピースが揃って印象がガラッと変わると思います。
「rayのMVが神すぎる」
なんJ民が唯一全肯定したのがこれなのです。
BUMP OF CHICKENが2014年に初音ミクと制作した「ray」を、TAKU INOUEさんがリミックスし、かぐや役の夏吉ゆうこさんと月見ヤチヨ役の早見沙織さんが歌唱した一曲。
MVは公開2日で100万再生を突破し、本編の不満点をray一発で全部チャラにする破壊力でした。
本編に納得いかなかった層まで「rayだけは認める」と手のひらを返したレベルで、なんJ的には本作最大の見どころと言えます。
BUMPと初音ミクの歴史的コラボ曲を、超かぐや姫のテーマと完璧にリンクさせて回収した山下監督のセンスはガチで天才だと思います。







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