漫画「タフ」シリーズは、その独特すぎるセリフ回しや常人には理解を超えた内容で、掲示板「なんJ」やネットでは、これらの要素が「タフ語録」として愛され、日々新たなネタが生み出されています。
そんなネットの偉人たちの声を紹介します。
「タフ語録」のなんJ・SNS・ネット民・偉人たちの声
「タフ」シリーズが生み出した数々の語録は、なんJやSNSを通じてネットミームとして定着し、多くのネット民によって日常的に使用されています。
ここでは、特に有名な語録や、それらに対するネット上の声、そして時には作中のキャラクターや現実の著名人(偉人)たちが発した(あるいは元ネタとなった)言葉がどのように受け止められているのかを見ていきましょう。
「なにっ」
「タフ」シリーズにおいて、登場キャラクターが驚いた時や理解不能な事態に遭遇した際に発する最も基本的な感嘆詞が「なにっ」ですよね。
その汎用性の高さから、ネット上でも非常に多くの場面で使われています。
読者にとっては、もはや挨拶代わりのような言葉と言えるかもしれません。
「え、今日の試合結果見た? まさかの大逆転負けなんだが」
「なにっ」
「う あ あ あ あ あ(PC書き文字)」
この短い一言で、驚きや困惑、時には絶望といった多様な感情を表現できるのが魅力なのです。
「しゃあっ!」
主に攻撃を仕掛ける際や、何か行動を起こす時の気合を入れる掛け声として「しゃあっ!」は多用されます。
この勢いのある言葉は、見ている側にも緊張感や高揚感を与える効果があると思われます。
ネット上では、何かを始める時や気合を入れたい時に使われることが多いですね。
「よし、今からレポート終わらせるぞ!」
「しゃあっ!」
「コブラ・ソード!(謎)」
この掛け声一つで、場の空気が引き締まるような感覚を覚える人もいるのではないでしょうか。
タフの世界観を象徴する言葉の一つですね。
「お前”灘神影流”をなんやと思っとるんや、呪術にも精通しとるんやぞ お前”呪術廻戦”をなんやと思っとるんや、ほぼ格闘マンガなんやぞ」
これは「タフ」と「呪術廻戦」のコラ画像やネタでよく見られる改変セリフで、両作品のファンによる愛のあるいじりと言えるでしょう。
「タフ」シリーズの奥義である灘神影流が万能であるかのようなネタと、「呪術廻戦」のバトル描写が格闘漫画的であるという指摘を組み合わせたものですね。
「呪術廻戦って、結局何が面白いの?最近の展開よくわからんし」
「お前”灘神影流”をなんやと思っとるんや、呪術にも精通しとるんやぞ お前”呪術廻戦”をなんやと思っとるんや、ほぼ格闘マンガなんやぞ。悔しいだろうが仕方ないんだ」
このように、異なる作品の要素を混ぜ合わせることで新たな笑いを生み出すのが、ネットの面白いところですよね。
「悲しき過去…」
「タフ」シリーズ、特に続編の『TOUGH外伝 龍を継ぐ男』でキャラクターの行動原理を説明するため、あるいは単にドラマチックな背景を付与するために、申し訳程度に「悲しき過去」が語られることが非常に多いのです。
これが繰り返されるうち、「またか」という意味合いでネットミーム化したと考えられます。
「新キャラ出てきたけど、どうせまた悲しい過去持ちなんでしょ?」
「◆この男に悲しき過去---」
「もうテンプレすぎて逆に安心するんだよね」
取って付けたような不幸な生い立ちが、かえって読者のツッコミを誘うという、ある種の「お約束」になっているのですね。
(ゴリラに腕を折られ)鬼龍「あッ あっさり折られた 左腕が…」
宮沢鬼龍といえば、「タフ」シリーズにおける最強格のキャラクターの一人ですが、そんな彼が動物園でゴリラに戦いを挑み、文字通りあっさりと腕を折られてしまうという衝撃的なシーンがありました。
この「あッ あっさり折られた 左腕が…」というセリフは、そのシュールな状況と鬼龍の油断から来る悲哀が凝縮されていると思われます。
「今日のタフ、鬼龍がゴリラに瞬殺されてたんだけどwww」
「あッ あっさり折られた 左腕が…」
「わっ(地面に叩きつけられる音)」
「◆この鬼龍の目的は?ーーー」
強キャラの威厳が崩壊する瞬間は、やはり読者にとって格好のネタになるのですね。
「猿展開を超えたゴリラ展開」
「猿展開」とは、作者である猿渡哲也の名前をもじり、常識では考えられない突飛なストーリー展開や、投げっぱなしの伏線などを指すネットスラングです。
そして、前述の鬼龍とゴリラの戦いのような、猿展開すらも超えるほどの理解不能な展開を「ゴリラ展開」と呼ぶことがあります。
「今週のタフ、いきなり宇宙人が出てきて格闘大会始まったんだが」
「それはもう猿展開を超えたゴリラ展開なんだよね、すごくない?」
「読者の予想の遥か上を行くのが猿先生なんだ。悔しいだろうが仕方ないんだ」
もはや何が起きてもおかしくない、というタフ・ワールドの自由さを象徴する言葉かもしれませんね。
「ククク…ひどい言われようだな まあ事実だからしょうがないけど」
このセリフは、宮沢鬼龍が自身への辛辣な評価や指摘に対して、半ば自嘲的に、あるいは開き直って返す際に使われるものです。
ネット上では、自分や他者への的確すぎるツッコミに対して、このセリフを引用して返答する光景がよく見られます。
「お前のそのファッションセンス、正直どうかと思うぞ」
「ククク…ひどい言われようだな まあ事実だからしょうがないけど」
「開き直るなっ(笑)」
ある種の諦観とユーモアが同居した、味わい深いセリフと言えるのではないでしょうか。
「怒らないでくださいね 強いだけの男って馬鹿みたいじゃないですか」
木場活一郎が宮沢熹一に対して言い放ったこのセリフは、力一辺倒な相手を皮肉る際に非常に効果的です。
ネット上でも、単純な思考や行動をする人や物事に対して、「怒らないでくださいね 〇〇って馬鹿みたいじゃないですか」という形で応用されて使われることが多いですね。
「あの上司、また精神論だけで部下を叱責してるよ」
「怒らないでくださいね 強いだけの男(上司)って馬鹿みたいじゃないですか」
「それを言ったら戦争だろうがっ…!」
ストレートな物言いが、かえって相手に深く刺さるタイプの言葉かもしれませんね。
「すき焼きの卵を買いに行ったきり出てこなかった」
これは「タフ」シリーズのヒロインの一人、宮下和香が物語の途中で「すき焼きの卵を買いに行った」という些細な理由を最後に、長期間にわたって本編から姿を消してしまった出来事を指します。
唐突なフェードアウトは「猿空間送り」と呼ばれ、タフを語る上で欠かせない要素の一つです。
「最近、あのキャラ見ないけどどうなったの?」
「すき焼きの卵を買いに行ったきり出てこなかったんや…悲しい過去やろ?」
「もしかしたら、まだ卵を選んでるのかもしれないんだ。絆が深まるんだ」
物語の都合でキャラクターが忽然と消えるという不条理さが、逆にファンの記憶に残り続けるのですね。
「龍継ぐはネタにしないと読んでられない」
『TOUGH外伝 龍を継ぐ男』は、その予測不能な展開や過去シリーズからの変化に対して、「もはや真面目に読むのではなく、ネタとして楽しむしかない」という趣旨の意見が出ることがあります。
これは作品への愛憎半ばする感情の表れとも言えるかもしれません。
「龍継ぐ、最近どう? 面白い?」
「うーん…正直、龍継ぐはネタにしないと読んでられないんだよね。すごくない?」
「まあ事実だからしょうがないけど、それでも毎週読んじまうんだ。それがタフなんだ」
ある意味、作品と読者の間に強固な信頼関係(?)が築かれているからこそ言えるセリフなのかもしれませんね。
「この漫画読んだことないけど犬が壁ぶち破ってるやつすき」
「タフ」シリーズを読んだことがない人でも、なぜか作中の特定のインパクトの強いシーン(例えば、犬が壁を突き破って登場するシーンなど)だけは知っている、という現象がしばしば見られます。
これは、作品の持つミーム汚染力の高さを示していると思われます。
未読マン:「タフって格闘漫画なんでしょ? でも犬が壁壊してる画像だけはめちゃくちゃ見るんだよね、あれ何なの?」
マネモブ:「しゃあけど、それがタフの魅力の一つなんや。この漫画読んだことないけど犬が壁ぶち破ってるやつすき、って言う人は結構多いっスよ」
本編を知らなくても、断片的な情報だけで強烈な印象を残すのが「タフ」のすごさなのかもしれません。
「定型を覚えろ…鬼龍のように」
「タフ語録」は数多く存在し、その使いこなしにはある程度の習熟が求められることがあります。
そんな時、まるで灘神影流の奥義を会得するかのように、「定型(語録)を覚えろ…鬼龍のように」と、タフ語録の習得を促すような言い回しが使われることがあります。
初心者:「タフ語録、多すぎてどれ使えばいいかわからん…」
先輩モブ:「なにっ、そんなことではマネモブ失格やっ。定型を覚えろ…鬼龍のように…そうすればレスバにも勝てるんや」
初心者:「う あ あ あ あ あ」
まるで修行のように語録を使いこなすことを楽しむ、というのもタフファンの嗜みの一つなのでしょうね。
「猿空間送りは日本漫画史においてもオンリーワンの魔技だと思うわ」
前述した「猿空間送り」、つまりキャラクターが何の説明もなく物語から消えてしまう現象は、「タフ」シリーズを代表する特徴の一つとして広く認知されています。
そのあまりの唐突さと潔さは、一部の読者から「日本漫画史においてもオンリーワンの魔技」と半ば称賛(?)されることすらあります。
「また主要キャラっぽいやつが何の脈絡もなく消えたんだが…」
「猿空間送りは日本漫画史においてもオンリーワンの魔技だと思うわ。猿先生しか使えないんだ」
「悔しいだろうが仕方ないんだ。それが猿渡哲也ワールドなんだ」
他の漫画では許されないような展開も、「タフ」だから許される、あるいは楽しまれるという独特の立ち位置を築いているのですね。






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